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【旅するイタリア語】第4シーズン#7シチリア天空の町エリチェ

エンタメ

旅するイタリア語第7課、今回の舞台はシチリアの北西部にあるエリチェ。標高751m、岩山の頂上にある古代都市を歩いて周ります。

エリチェの地図

パレルモからトラーパニを経由してバスで約2時間。経由地のトラーパニからロープウェイでも行くことができるエリチェ。山の上にそびえたっているのでちょっと不思議なかたちをしていますね。
小関さんとマッティーアさんは地図の左下、トラーパニ門の手前にあるインフォメーションで地図をもらい、門を潜ってすぐのマトリーチェ教会(Chiesa Matrice)へ。
入場料は2ユーロ、いくつかある他の教会との共通券は5ユーロ。
隣接する鐘楼からはシチリアの西海岸が一望できます。

トラ―パニからのロープウェイ
英語公式サイト

マトリーチェ教会
4travel.jp

キーフレーズ

Mi piace questo paesaggio.(私はこの景色が好きです。)

Mi piace ~ で「私は~が好きです」という意味。

Mi piace la pizza.(私はピザが好きです)
Mi piace mangiare.(私は食べることが好きです)
Mi piace quel chinema(私はあの映画が好きです)

questo(これ)やquello(あれ)だけを使ってMi piace questo!(私これ好き!)のようにも使えます。

レシピ付き!エリチェのお菓子「ジェノヴェーゼ」

Genovesi di Erice
引用:giallozafferano.it

細い路地を歩いていると、地元のご婦人に遭遇。そこで頂いたお菓子が”ジェノヴェーゼ”。
ジェノヴェーゼとは通常ジェノバ出身の人を指しますが、エリチェではお菓子なんですね!
ちなみに余談ですが、日本で一般的なジェノヴェーゼ(バジルペーストのパスタ)はイタリア国内では「ペースト」と言います。

エリチェのジェノヴェーゼは中にカスタードクリームが入ったクッキーのようなお菓子。
美味しいもの好きな私としてはどうしても気になってしまうのがレシピ、ということで調べてみました。レシピはイタリアのレシピブログサイトGialloZafferanoから引用しています。

 

【生地の材料】
小麦粉 250 g
砂糖 100 g
バター 100 g
卵黄 2 個
塩 ひとつまみ
水 大さじ3~4

【クリームの材料】
卵黄 2個
砂糖 75 g
牛乳 250ml
片栗粉(コーンスターチ) 20g
レモンの皮 1/2

①小麦粉、塩、砂糖、細かく切ったバターを混ぜ合わせる。
ポロポロになったら卵黄と冷水を少しずつ加えて、滑らかになるまですばやくこねる。
ラップに包み、冷蔵庫に少なくとも30分休ませる。

 

②鍋にレモンの皮と牛乳をいれて温める。沸騰しないように注意。

 

③別の鍋に卵黄と砂糖、片栗粉を入れてよく混ぜ、レモンの皮を取り除いた②の牛乳を加えてよく混ぜる。

 

④鍋を火にかけ、クリームが適度に固まるまで絶えず混ぜ続ける。
固まってきたら鍋を火からおろし、冷ましておく。

 

⑤休ませておいた生地を細かく切って、直径12 cm、厚さ約5 mmの円形に伸ばす。

 

⑥伸ばした生地の真ん中にクリームを乗せたら、もう一枚の生地を被せて端を指で押さえる。
この時、生地の端に卵黄を塗ってから重ねるとしっかりくっつく。

 

⑦クッキーカッターなどで余分な生地をカットし、クッキングシートに並べて冷蔵庫で30分間以上休ませる。

 

⑧200℃に予熱したオーブンに入れ、15分焼く。

 

卵4個分の卵白が余ってしまうので、あわせてフリットやブルッティ マ ブオーニ(卵白・ナッツ・アーモンド粉・砂糖でつくるクッキー)をつくるのもおすすめです。

ヴィーナス城(Castello di Venere)

ノルマン城、別名ヴィーナス城<br /><br />ヴィーナスに捧げた神殿跡に12-13世紀にノルマン人によって建造引用:4travel.jp

小関さんとマッティーアさんが最後に訪れたのは、地図の右下にあるヴィーナス城(Castello di Venere)
ヴィーナス城とは、12~13世紀にかけてノルマン人が建設したノルマン城のこと。エリチェが豊穣の女神ヴィーナスの聖地であることからヴィーナス城と呼ばれ、内部にはヴィーナスを崇める神殿があったと言われています。
お城はエリチェで一番高い断崖絶壁にあることもあり、眺めは抜群。晴れたら遠くはチュニジアまでも見えるそう。お城への入場料は4ユーロ、博物館などとの共有チケットは12ユーロ。

ヴィーナス城
TripAdvisor

まとめ

ジェノヴェーゼをいただいたお家のご婦人や、旅するイタリア語で出会う人は本当に親切ですね。
次回は2回目のFaccio da solo。どんな出逢いがあるのか、次回もお楽しみに。
それではCiao Ciao!

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