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【旅するイタリア語】第4シーズン#6 ゴッドファーザーの舞台シチリア

エンタメ

今回のテーマはマフィア。

1972年に公開された名作「ゴッドファーザー」の舞台となっているパレルモ。
映画を知らずとも、あのテーマ曲は耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
3部作に渡るストーリーは単なるマフィア紛争ではなく、家族を巡るヒューマンドラマともいえる名作。「マフィア」を象徴する映画ともいえます。

今回、小関さんとマッティーアさんが訪れたのは反マフィア記念館。

マフィアの歴史とその活動への反対を示す資料館はリアルな写真も多く、ちょっと恐くも感じますが歴史を見つめるためには必要なことかもしれません。
旅行系サイトのトリップアドバイザーには、11~14歳以下の子どもにはおすすめしないというコメントもあったので、かなり衝撃的なものもあるようです。

反マフィア記念館
Via Vittorio Emanuele 353,Palermo
公式サイト

ファルコーネ・ボルセリーノ国際空港と市民運動

シチリアの空港、ファルコーネ・ボルセリーノ空港。その名は歴史的にマフィアを摘発した二人の判事の名前から付けられました。が、なんとその判事たちも暗殺されています。
2人とも爆弾で暗殺、恐いですね。。。

そんな彼らの行いに対して市民が反対運動をおこし、現在はマフィアのみかじめ料要求(恐喝)を拒否する商店を掲載した観光マップ「Addio pizzo」も誕生。
Addioは「さよなら」Pizzoはみかじめ料を意味し、地図はオンラインでも確認することができます。

Addio pizzo公式サイト(イタリア語)

コッポラ帽

小関さんとマッティーアさんが立ち寄ったのは帽子屋さん。コッポラといわれる帽子はシチリアの伝統的な帽子。日本だとハンチングと呼ばれるのが一般的です。

昔は黒いコッポラを斜めに深く被るのが反社会組織に属していることを意味していたそうですが、現在は柄や生地も豊富でオシャレの一つに。

小関さん、似合いますね。

 

“La Coppola Storta” Store
Via Bara all’Olivella 72-90133
Palermo

キーフレーズ

Vorrei una coppola per favore(コッポラを一つください)

Vorreiは何か欲しいとき、何かをしたいと伝えるときに使えるフレーズ。ちょっと丁寧な言い方です。

Vorrei una mappa(地図が欲しいです)
Vorrei prendere il toreno(電車に乗りたいのですが)

Quanto costa?(いくらですか?)

お買い物で使うフレーズ。市場などでは値段が書いていないこともあるので必須です。
Quantoはどれくらい、Costaは価格という意味。

まとめ

今回はちょっと語学番組らしからぬテーマでしたね。ちなみに番組の途中でモナリザさんが歌っていた「可愛がってた馬を殺された~♪」というフレーズは映画ゴッドファーザーの中に出てくるシーンです。

それではまた次回、Caio caio!

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