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【旅するイタリア語】レシピ公開!ラグーザのScaccia(スカッチャ)

エンタメ

旅するイタリア語の第14回、小関裕太さんとマッティーアさんがラグーザの旧市街で食べていたScacciaというパン。思わず「おいしそう~」と言ってしまったこのパンが食べたくて、作り方を調べてみました。

Scaccia(スカッチャ)って何?番組に出演していたお店も紹介!


https://ricette.giallozafferano.it/

Scaccia(スカッチャ)とは、シチリア南東部の渓谷に築かれた世界遺産の町Ragusa(ラグーザ)の名物料理。薄く伸ばした生地にトマトやチーズなどの具を折りたたんで長方形型に焼いたフォカッチャで、シチリアのストリートフード。

番組ではRagusa Ibra(ラグーザイブラ)と呼ばれる旧市街にある「Antico Forno San Giorgio」というパン屋さんのScacciaを食べていました。お店にはトマトとカッチョカバロ(チーズ)、リコッタチーズとイタリアンパセリの2種類があり、どちらも美味しそう!お値段は3ユーロと2.5ユーロ。

お店の詳細はこちら

Antico Forno San Giorgio
Largo Camerina 8, 97100, Ragusa, Sicily, Italy
+39 339 826 8733

Scaccia(スカッチャ)の作り方

番組内で小関さんが食べていた「トマトとカッチョカヴァッロのスカッチャ」にイタリアンパセリが入ったバージョンのレシピを発見。イタリアンパセリは個人的には大好きですが、好みは分かれると思いますので苦手な方は抜きで作ってくださいね!レシピはイタリアのGiallo Zafferanoというレシピサイトを参考にしています。

材料

【生地】
・セモリナ粉 500 g
・水 220 g
・エキストラバージンオリーブオイル 50 g
・酵母 7 g
・塩 6g

補足:イタリアのセモリナ粉や酵母(生のビール酵母)は日本ではあまり一般的ではありません。そのため日本では小麦粉とドライイーストでも応用可。その場合は小麦粉500gにドライイースト7g
小麦粉は強力粉だとふかふか、薄力粉だとパリパリな食感の生地になるのでお好みで。強力粉/薄力粉半々でもあり!
イタリアではこんな感じで生のビール酵母が売られています。


https://www.mylohas.net/

【フィリング】
・カッチョカヴァッロ 200 g
・トマトソース 250 g
・玉ねぎ 60 g
・イタリアンパセリ 1束
・塩 適量
・黒コショウ 適量
・エキストラバージンオリーブオイル 適量

補足:カッチョカヴァッロは市販のチーズでOK。

生地を作る

1:ボウルに砕いた酵母を入れる
2:水を加えて酵母を溶かし、オリーブオイルを加え混ぜる
3:小麦粉を加え、少しずつ手で混ぜ合わせる

4:塩を加える
5:もう一度こねてまとめる
6:まとまったら台の上などで生地をこねる

7:記事をボウルに戻してラップをし、常温で1時間ほど休ませる(夏は40分ほど)

休ませる間にフィリングを作る。
このタイミングでオーブンを220度に予熱開始。

8:チーズを刻む
9:玉ねぎをスライスする

10:パセリを刻む
11:トマトピューレをボウルに注ぎ、オイル、塩コショウで味付け
12:生地をボウルから取り出す

13:生地を等分する
14:軽く打ち粉をした台で生地を伸ばす。厚さ1 mmに薄ーく伸ばすのがポイント。
15:生地の上にトマトソースを伸ばす。縁まで伸ばしすぎないように注意。

16:スライスした玉ねぎをのせる
17:刻んだパセリとチーズをのせる
18:手前から生地を折り返す

19:同じ方向に再度折り畳む
20:余った部分を手前に折り返して生地を閉じる
21:両端を折り返す

22:折り返した境目は指で押すか、フォークで押してしっかり閉じる
23:クッキングシートにオリーブオイル(分量外)をしく
24:包み終わったスカッチャをクッキングシートに並べる

25:スカッチャの表面にオリーブオイル(分量外)を振りかける
26:オーブンで25分焼く
27:完成!

まとめ

レシピを調べていると様々な種類を見かけましたが、実はスカッチャの中身にはルールがないのだとか。
ラグーザではトマトソース、バジル、カチョカヴァッロやペコリーノチーズを使うのが一般的だそう。一方、他の地域では薄切りにしたジャガイモやナスなど季節の野菜やソーセージをいれることもあるとのこと。
その時にあるもので作るのが、一番おいしいのかもしれませんね!

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