日本でも多くのファンがいるコストコ（COSTCO)
2019年12月10日㈫日本国内に待望のオフィシャルオンラインショップがオープンしました！
今回は開始したばかりのオンラインショップについて、送料や年会費など解説します。
年会費は必要？オンライン会員の注意点
結論から言うと、オンラインでも通常の年会費（個人会員で年間4400円＋税）が必要です。
また既にコストコ会員の場合でも、オンラインショップを利用するには改めてオンラインメンバー登録が必要となります。
コストコ会員になっていない場合は、オンラインメンバー登録時にコストコ会員の同時登録が可能ですが、支払いはマスターカードのみとなっているので要注意。さらにオンラインでコストコ会員の登録が完了した場合も、会員カード本体の発行は実店舗のみ。カードの郵送は行っていません。
コストコオンライン会員のメリット
まずはメリットを挙げていきましょう。
①オンラインショップの利用
・実店舗までの時間や交通費がかからない
・重い荷物を運ばなくていい
・お家でゆっくり選べる
②ハーフシートケーキの予約とカスタマイズ
・いつでもどこからでもオンラインでハーフシートケーキを予約！
・ お好きなケーキのデザインを選択！
・ケーキをカスタマイズできる！
・ 予約日に倉庫店ベーカリー売場で受取り
※ハーフシートケーキは受け取りできる店舗は久山（福岡）、神戸（兵庫）、中部空港（愛知）、川崎（神奈川）、札幌（北海道）の5店舗のみ。
③会員限定メールマガジン
・メンバー限定の最新ニュースやお得な情報をお届け
特典として大きいのはケーキの予約とカスタマイズができることでしょうか。
しかし受け取り店舗が限られているので、すべての人が特典として利用するのは難しいかもしれません。
送料はいくら？商品価格は同じ？
公式オンラインショップは送料設定がなく、商品価格に送料が含まれています。
文字だけ見るとお得のように思えますが、商品価格は実店舗よりも数百円ほど高く設定されておりむしろ割高。送料や人件費がかかることを考えれば当たり前かもしれませんが、商品によっては実店舗の価格から40％近く上がっているものも。
現時点ではまとめ買いなどの利用金額に応じた割引はなく、さらに沖縄と北海道への配送に限り別途配送サーチャージが必要となります。
※サーチャージについては商品のサイズ等によって異なります。
オンライン会員のデメリット
先述した送料込みの価格や、沖縄北海道へのサーチャージ以外のデメリットについてまとめました。
・最低販売個数が決まっている
例えば人気のオキシクリーンは実店舗なら1つから購入できますが、オンラインの最低販売戸数は3個。業務用でなければ友人や他家族との共同購入が前提になりそうです。
・ケーキの予約はできても、配送は不可
先ほどオンライン会員のメリットとして挙げたケーキ予約。予約はオンラインでできても、配送は不可のため指定の実店舗まで受け取りに行くことになります。ケーキに入れるメッセージは予約時のみとなっており、
・生鮮食品は取扱なし！品揃えがイマイチ
現在オンラインショップでは肉や魚、野菜などの生鮮食品の取り扱いがなく、食料品は常温保存できるものが中心。しかし人気のクロワッサンやディナーロールもなく、実店舗に比べたらかなり寂しい状態です。
自社ブランドであるカークランドの一部を含む食料品、ヘルス・ビューティー用品、キッズ用品、アパレルという項目にそれぞれ100種類前後の商品がラインナップされています。中には謎に100万円以上の商品や1350万円の宝石なんてものも。
・オンラインストアも支払いがマスターカードのみ
コストコ会員のオンライン申し込みはマスターカードのみとなっていましたが、オンラインストア自体の支払いもマスターカードのみとなっているようです。
個人的にはVISA派なので少し不便に感じてしまいます。
・配送日時、宅配ボックスの指定が不可
これはちょっと驚きですが、オンラインショップでの注文は配送日、配送時間の指定が不可となっています。また、宅配ボックスへの配送もできません。
現時点ではオンラインショップよりも実店舗のほうが圧倒的に使える
オンラインショップのオープンとあって期待していた方も多いかもしれ万んが、実際はデメリットのほうが目立ってしまう結果となりました。それでも遠方でなかなかお店に行けない方にとっては、マスターカードさえクリアできれば使えると思います。
これまでお店に通っていた方にとってはまだ物足りなさを感じるかと思いますが、今後の展開に期待ですね。
以上、コストコ公式オンラインショップについてお知らせしました！
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